水族館 注目の生きものは・・。

 

さて、前回、ウミガメ仲良しカップルについてお話しました。
今日はこの水族館の規模や飼育生物についてご紹介しましょう。

屋内展示
屋内展示

小さな水族館で水量では鳥羽水族館の1つのゾーンより少ないくらい。
水槽は屋外と屋内に大小17。イルカなどの哺乳類はいなくて主に魚とサンゴが中心の展示です。
飼育スタッフにどれぐらいの種類と数がいるのか聞いてみると・・どちらも数えたことがないので、よくわからないとの返事。
うーん なるほどまあいいか。

でも、いろいろこれから紹介していくにはあったほうがいい数字。早速、まず種類を数えました。
ざっと7、80種類ぐらい。
サンゴの細かい種類を入れるともっと増えるでしょう。

一方、飼育数を数えるのはかなり大変!カウンター片手に水槽ごとに片っ端からカウントしていきます。
当たり前ですが、水槽を魚たちは縦横無尽に泳ぎ回って行ったり来たり、あれ見逃した?これカウントしたかな?真剣に取り組みましたが、後半になるともうかなり雑に・・。

やっと終了!

うーん600~700匹ぐらいかな。結局かなり大雑把(笑)まあいいか。
さてそんな中で注目生物はやはりパラオオウムガイ。

パラオオウムガイ

パラオと付くようにパラオの深海にしか生息しない種類です。
広く美しいパラオの海でダイビングしても直接見ることのできない神秘の生きものパラオオウムガイは水族館で出会えます。
これは一見の価値ありですよ。不思議で謎に満ちた生態について詳しくはまた別に機会に・・。

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パラオ水族館の仲良しカップル

 

私が、赴任したPICRCは、日本の無償資金協力によって2001年にサンゴ礁および海洋生物の研究活動やその保全についての普及・啓発活動を行う目的で設立され、教育施設として水族館も付属しています。
水族館ではパラオの自然をマングローブや藻場など5つのコーナーに分けて陸地から海へといざなっていきます。
さてまず何から紹介しようかと思っていたら・・2月14日はバレンタインデーでした。
ここパラオではプレゼントは、男性から女性へと日本とは反対です。
さてさて、この水族館にも仲のいいカップル?がいます。リーフ水槽のアオウミガメとタイマイという2頭のウミガメです。
手前:アオウミガメ  奥:タイマイ

どちらも同じぐらいの大きさでよく追いかけあいをしています。
おそらくタイマイがオスでアオウミガメはメス。
おそらくというのは・・ウミガメは甲羅の大きさが約80㎝を超えないと専門家でも性別がわかりません。その大きさになるとオスは尻尾が甲羅からはみ出すぐらい大きく太くなります。
今は60㎝ぐらいでとっても微妙。

ずっと前から仲いい二頭。この水族館では最大の生きもので、お客さんからよく名前も聞かれるし、名前があればきっと人気者になると思って「名前を付けましょう!」と提案。
今、スタッフたちがあれこれと思案中。でも素敵な名前がついて、もしオス・メスが反対だったら、どうしよう。
そう思うとバレンタインの日が過ぎてもドキドキはまだまだ続くのでありました。

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パラオからこんにちは!

さあ、パラオに到着。
今回の仕事は鳥羽水族館の姉妹館であるパラオの水族館で飼育方法や展示の見直し、来館者増加に繋がるノウハウなどを2年間にわたって、伝えながら環境保全など様々な面でお互いに協力できる体制を作っていこうというもの。

ところで皆さんはパラオって聞いたことは?場所はわかりますか?
「杉本さんは今度、パナマでしたよね・・え?違う?ああバハマか」
違いますよ。似ていますが。パラオです。パ・ラ・オ。

パラオは日本から真南に約3200キロ、おおよそ日本とオーストラリアとの中間あたりにあるミクロネシアの小さな国です。
正式にはパラオ共和国。
地図で日本から真下にオーストラリアに向かって指でなぞってお進みください。
地図では国が小さくて国名に隠れてしまうぐらい。面積はほぼ日本の屋久島と同じぐらいで、国の人口は18,000人ほどです。

実は日本とはとても関係が深い国で、(国旗もなんと色違い?)親日国としてもよく知られています。
現在のレメンゲサウ大統領もメディアインタビューで
「日本とパラオは兄弟関係、私には日本人の血が流れている。」
と答えられています。

そんな大統領に最初にご挨拶。
とても気さくな方で、歓迎を表す貝のレイをかけてもらって、冗談を交えて楽しい話を聞かせていただきました。

いよいよこれから、パラオでの生活と水族館での仕事がはじまります。
次回をお楽しみに・・・。

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