道路脇の鉄砲隊

道路脇の鉄砲隊

パラオの自然を見ていくうえで最初に紹介したいのがマングローブです。
マングローブとは主に熱帯域で見られる海水と淡水が混ざり合う「汽水域」に生える植物の「森」を指します。
マングローブは水族館へ向かう道路脇にも広がっています。
道路の上からマングローブの水面をそっと覗いてみると見慣れた魚の姿が・・。テッポウウオです。

テッポウウオは、口から水を鉄砲のように飛ばして木に止まった昆虫などを落として食べます。

英名もアーチャーフィシュ(弓を射る魚)。

日本では沖縄の西表島辺りから南でしか見られませんが、ここではたくさん群れています。多いときには一か所で30匹ぐらい。
しかし、この魚、好奇心旺盛な一方で、なかなか臆病な性質で写真を撮ろうと思っても何か気配を感じるとスーと木の根本へ隠れてしまいます。
もう少し近くからとジリジリと前へ出たところが・・
石を蹴ってしまい、道から海へコロコロぽっちゃーん

あーやっちゃった・・・

驚いて逃げたと思いきやなんとダッシュで数匹が近づいてきました。
おそらく木の上から虫か何かが落ちたと思ったのでしょう。それを利用して折れた木の枝や葉っぱをわざと投げて、寄ったところをカシャ!
しかし、この手段、通用するのは2、3回ぐらいまで、そのうち餌でないことに気づいて去っていきます。
でも大きな成魚から小さな幼魚まで、時にはたくさん並ぶように見えるのは圧巻。

「道路脇の鉄砲隊」ここに参上!