自家採集で+2種

自家採集で+2種

種類数約80種、展示数約700匹のパラオ水族館の生きものたち。
どうやって集めるのか?

日本の水族館の場合、飼育員が自ら採集する場合もありますが、多くは生きものを専門に扱う業者さんに頼んだり、地元の漁師さんに頂いたり、他の水族館と交換するなど、多くの窓口があります。
しかし、ここでは生きものを集める方法はただひとつ。

自分たちで採集するのみ(自家採集)。

パラオでは漁師さんが網を使っての漁は禁止の為、漁法は魚に関してスピアガン(水中銃)と釣りだけ。
銃で撃ったものは死んでしまいますし、釣りだと魚種が限られます。
水族館は網を使うことが特別に許可されてはいますが、道具はとても小規模なもの。
種類が多くない理由はこんなところにもあるのですね。

さて本日はクラゲとミノカサゴの採集に。
飼育員が船から飛び込むとシュノーケリングでまずミノカサゴ探し。

そんな簡単に見つかるものかなと思っていたらすぐに手を振って船を呼び戻し、網を受け取るとあっという間に採っちゃった。
カメラ用意する時間なし。さすがポイントは熟知しています。

次はクラゲを取りに、入り江へ。
登場したのは見慣れたヒシャク。

これは鳥羽でも使っているおなじみのクラゲ採集道具で柔らかいクラゲを傷つけず水とともに掬うのに抜群の効果を発揮します。
万国共通?と感心していたらどうやら日本人から教わったらしく、小声で

「秘密の採集道具だ」

と教えてくれました。
めでたく本日は+2種。